たった一つのプレゼント




迅の芸能関係の仲間に
私を紹介してほしいと言われたと

私に告げた。



「いい奴だから。
 お前もそろそろ彼氏ぐらい
 ………作れよ?」







それは桜の咲く春の事





言わば強制的に
私はその迅の友達と
お茶をすることになった。






「初めまして、
 和田淳平(ワダジュンペイ)です」



「…初めまして。
 ……永野魅麗…です」


「ごめんね、なんか急に
 こんな事になって……」


「……いえ……」




和田淳平と言う彼は
私達と同じくバンドをしていて
バンド名はなんとなく
聞いたことがあって
ボーカルの彼はそこそこ
顔も良くて
かっこいい、よりは
可愛い、と言った方が
正しい顔付きで


私と同い年とか。