たった一つのプレゼント





『お亡くなりになられました』






その時
部屋にいた。


何気なく鳴った電話を手にとって



聞いてしまった。







それは



自殺だった。








遺書には
“誰も信じれない“
と書かれてあった。


私の父親にされた事から

また男に裏切られ


何度も裏切られ





私がいるのに


絶対私はお母さんを
裏切ったりしないのに






この世からいなくなった。













私の視界が真っ暗になり


気を失った。







私は目を覚ますと
自分のベッドに寝ていた。


そんな記憶なんてない。



もしかすると
電話も何もかも
夢だったんじゃないかって

ずっと考えていた。