私の隣の
空いている席に
どかっと座った。
「迅同じクラス…?」
「知らなかったのか?」
「うん」
「………はぁ」
ため息をついて
よろしく
と一言言って
またどこかへ行ってしまった。
和泉君みたいに
特別な事を言われたわけではない
なのに
さっきよりずっと
顔が熱くなった。
同じクラスに
あなたがいるんだ。
やっぱり
やっぱり
迅が好きだよ。
そんな始業式の日も
迅は私と一緒に
事務所まで行ってくれた。
着実に私達は
成長していっている。
デビューまでの道のりは
本当に遠いかもしれない。
だけど
迅も、かっちゃんも
今の私にはいてくれるから
佐々木社長も
たくさんの人が
私のそばにいる。


