「ッッ!!なんだこれは…!?」 そこにあったのは立派な建物だった。 …高本…剣道道…場…? なんと読むのだ…? こんな所に建物があるはずはー… すると外から人影が見えた。 「!!!?」 咄嗟に身を隠す。 そしてもう一度、目線を向けた。 ー…男…見慣れぬ奴!!甲賀一族? 刀を持っているのか…? 不覚に思わず身をのりだしてしまった。 …しまっ!!気づかれたー!? 目があってしまった…。