かたっぽうの恋


廊下では、私と月島さんが残されて、なんだか寒い空気が漂ってる気がする。


月島さんが私に小さくお辞儀をした



「あの、はじめまして」


「どうも」


私もつられて頭を下げる。



なんか、品のある子だなぁ
お嬢様って感じがするよ。




「秀ちゃんと同じクラスの人ですよね?」

秀ちゃん…、二宮くんの事か


「はい、そうです」



秀ちゃんって呼んでるんだ、さすが幼なじみだなぁ。



「私、中学は秀ちゃんと別だったから、あんまり知ってる人いないんです、よかったら仲良くしてくださいね」


小鳥のように通る声で、しかも
可愛らしい笑顔を見せて言う月島さん。



私はそれで、確信がついた






この子は、いい子だと…。