よくわからない気持ち。 「――ふぅ、」 今日は実習生さんには会えないかな…。 仕方ない、諦めて今日は帰ろ。 ギャルたちのカウンセリングがいつ終わるかわからないし、ずっと待ってるのも変だもんね。 でも私は実習生さんと約束したし、変に思われる言われはないけど… ドアの向こうから聞こえる笑い声に、少しだけ虫ずが走る。 「……バカ」 私は鞄を持って、下駄箱に向かった。