かたっぽうの恋

まさか二宮くんと下校する事になるなんて思わなくて、実際 放課後が来るまで信じられなかった。





「岸本、帰ろう」


今日の授業が終わった瞬間、隣の席の二宮くんが私に言った。



本当だったんだ。



「うん。二宮くん、部活は?」


「火曜日は休みなんだぁ、てかもう火曜日なんだな」


「……うん。」


いつの間にか、あと3日。
先生と学校で過ごせる時間。



二宮くんと2人で学校を後にして、帰り道に公園に立ち寄った。


ベンチに荷物を下ろした時だった。


「岸本。先生が好きって、なんで気づいたの?」

「へぁ?」


待ってましたと言わんばかりに二宮くんは問いかけてきた。