かたっぽうの恋

私は驚き、動揺して。チョークを拾うため中腰になっていた姿勢から尻餅をついてしまい、集めたチョークを全部_床に落としてしまった。



「き、岸本!! 落ち着きなよ(笑)」


こ、これが落ち着いていられるわけないよぉ、二宮くんが唐突な事を言うんだもん。



まだ、確実には誰にも 淳子と美保にも話していないのに、なんで。


しかも、相手が二宮くん。




なんで、自分の恋愛に鈍い二宮くんが私の気持ちを簡単に当てちゃってるんだろ。




もしかして、二宮くんは他人の事には鋭いタイプなのかな。


すると二宮くんは真面目な表情をして、私に言った。



「岸本。今日、一緒に帰らない?」












え?



二宮くんと下校?








「私が!?」