「しばらく、あんたはここにいてもらうか」
「イヤです!」
言い終える前に、きっぱりと言い放つ。もう 本気の目をして言った。
だけど、ギャルズは聞く耳持たずに
「18時になったら警備員が見回りに来るから、そのときに大声出したら助けてくれるわよ」
勘弁してよー!
無理なんです…、暗闇は…。
「おねがい…早く開けて」
だけど私の気持ちなんて考えもしないギャルズは、甲高い笑い声を出しながら立ち去って行く。
「じゃぁね~ん」
暗闇の倉庫の中で、私はその場に崩れ落ちた。
「…っ…」
せっかく頑張って、穏便に片付けようと思ったのに…、しょうことなしに
こんな事になるくらいなら、ギャルズに罵声を浴びせて立ち直る事ができない屈辱を味あわせて…。
「―――私には、そんな度胸出せない!」
自分の根性の無さに腹が立ち。バンっと拳を重い扉に叩きつける。
「……っつ…ぅ!…」
………痛かったっ…!手がじんじんする。
「―――、」
周りを見渡すけど、暗くて本当に何も見えない。
こんなんじゃ、警備員さんが来たって、私。
気づけないよ~~~!
暗闇は昔から苦手なのよ。

