車を出ようしていた眞央が、いつの間にか近くにいて俺のジャージの袖を握りしめていた。 「……。」 くそ、こんな時に…ちっくしょ。 やっぱ、こいつ可愛いっ! 「な、なに?、やっぱり告白は無理か?」 「帰ってきたら――……して」 「え?、ちゃんと聞こえな…」 ――帰ってきたら、ギュッてして。 全身に流れる血液が沸騰した。