かたっぽうの恋

「な、なんなの?」


「車のライトみたいだよ?」








………車のライト?











あっ!忘れていた。



土手の上に見える車の横に二人。



「こら~~!、いい加減に帰らないと!」


先生っ!


先生が土手の上から、私たちに叫ぶ。




……その隣にも誰かいた。




「あ!」





月島さんは息だけで声を吐いた。




先生の隣にいたのは、二宮くんだった。