かたっぽうの恋

しばらく歩くと

河川敷の方に出る。

(………家とは逆だけど)


河川敷に行ってみる事にした。
一人で歩きたくなった。


「……?」


 しばらく歩いていると、
夜の闇で見にくいが、

向こうから誰かが走って来ている。
だんだん近づいてくるにつれて、

足音も聞こえてきて、
しばらくすると、
その人が誰かもわかった。

「岸本さんっ!」


岸本眞央ちゃんだった。