……ん?
「水成先生が何て?」
「聞いて無かったのかよ…ここまで運んでくれた」
「う、うそ!?」
「嘘じゃねぇよ、嘘ついてどうするんだよ」
た、確かに…
「で、でも、どうやって?」
「そりゃあ…進沢に聞け」
何?今の間…
何かあったの?
何があったの!?
そんなこと、淳ちゃんには聞けず、あたしの心の中は意味が分からないことになってる
明日、星那に聞こう
はぁー…
今日のあたし、何かおかしい…
「芦山、時間大丈夫か?」
「今、何時?」
「んーと?」
淳ちゃんは、腕時計で時間を見ると、何故か険しい顔であたしを見た
「6時…」
「えぇ!?6時?」
あたし何時間寝てたの!?

