ん?
そういえば…
「保健室の先生は?」
「ん?…それなら昼から出張でいないんだよ。だから代わりに暇だし俺がここに居んだ」
そうなんだ…
って、はぁ!?
ずっとあたしの寝顔見てたってこと?
そう考えた瞬間ボッ!と顔が熱くなった
うわぁ!何!?何?
え?
パニックになってるあたしとは裏腹に話を続ける淳ちゃん
「あ、水成先生にお礼言えよ?ここまで運んでくれたんだから……お前大丈夫か?」
「え?」
「顔、真っ赤だけど、熱でもあるんじゃねぇか?」
そう言ってあたしに手を伸ばしてきた
「だっ!大丈夫!元気だから!」
「そうか?」
「うん、そう!」
「だったら、いいんだけど…」
ふぅー…良かった
あのまま触られてたら…
って、何考えてんだろあたし

