リバース

 
その日は、晩飯食べてからすぐに布団に入った。
 
どうせまた深夜にメール来そうな気がしたから。
 
そうだ、逆にこっちから夜中に送ってやろうかな。
 
ささやかな逆襲として。
  
1人ニヤけながら、目を閉じる。
 
睡魔はすぐにやってきた。
 
そういや、2日程寝不足だった。
 
ウトウトとし始めたた頃、浅い眠りの中、耳元で誰かの歌声が爆発した。
 
ハッと目を覚ます。
 
枕元で携帯がなっていた。