キーンコーン♪

あれから無事に大地は長谷部くんに勝つことが出来た



あたしは恥ずかしくて試合が終わって屋上にすぐ逃げてきてしまった



「でもよかった…
大地が勝ってくれて」




「オレが本気だしてあいつに負ける訳ないじゃん」



「!?大地ッ
なんで?」

「お前が行きそうな場所くらいわかるし





つか、ありがとな」


「えっ?」



「ぶっちゃけ花音がいなかったら勝てなかったと思う


それにキスしてくれたし?」



「や…///
あれはその///体が勝手に動いたというか何と言うか………」



「つーかオレ宣言通り勝ったんだからご褒美あるよな?」


「はい?何が?」



「ん…!」


大地はあたしに目線を合わせ、目をつむった





えっ…………?


まさか………!?