あれから、大地とは目も合わせてない

って言うより、あたしが一方的に避けつづけている




「ねぇ…
花音、大丈夫?」

「えっ!?
当たり前じゃん♪」




ホントは、嘘

全然大丈夫じゃない



「あのさ花音
悪いんだけど、今日あたしバイトなんだけど……

掃除変わってくれない?」

「うん
いいよ~」



よかった

これで、放課後大地に会わなくてすむ