こいつぅ… 『ほら。見えてくるぞ』 周りに張っていた霧が晴れる。 私の瞳に移るのは… 闇に包まれた暗黒の世界。 「暗い…夜??」 『いや、朝だ。 ただし太陽なんか昇らない。 一生な。』 へっ!? 『ちなみに天界だと太陽は沈まない。』 何だかなぁ…? 『その間を保つのが人間界だった。 だから人間界を崩すワケにはいかないんだ。』