でも…





「なんで早く助けてくれなかったの…?」







すると昂太は


ごめんと謝った






「ゆきの言葉が嬉しくて…



でもゆきがアイツに抱き締められてるの見て




初めて人を殴りたいと思った」










「…ありがとう


助けてくれて」







すると昂太はあっ!と

大声を出して






「アイツにどこ触られた?」



ときいてきた






「体しか触られてないよ?」





そういうと昂太は




私を抱き締めた







「アイツの温もりが消えるまで抱き締める」






…今なら言える












「…昂太」