気を直して前を向き家に向かう

ちょうど暴走族の二人乗りをしている1人の人と偶然目が合った

あれ?

その人はどっかで見たことある気がした。
いゃ、ある。
あれはきっと…







拓人だ…





真昼と変わらずキレイ。
彼の瞳は吸い付くされるような魅力があった

でも目はあっているものの遠くを見ているような気がした

そして彼はフッ、と笑ったのだ