にゃんころ話

「にゃあ。」


大きく
ないてみる。



早朝の
この空き地は
誰も返事を
しない。



にゃんころ



…



ずっと
その事だけ
考えた。




懐かしい
ような…




でも

思い出せない。




何なんだろう。




俺に

名前が存在

したのか。







でも…




俺は
ここに





来たかった





…気がする。









上を見上げる。





風もない。



雲もない。







そして
鳥だけが

激しく

さえずり
続けていた。