「菜央っ!帰ろっ!」 教室のドアから 叫ぶ李音。 「うん!じゃあね花恋。」 「うん。また明日ね!」 花恋に別れを告げ、 李音のもとへ 向かった。 「早く行こ!」 李音に急かされて、 小走りであの草原まで、 向かった。