<夢>

小さかった わたしには

したいことや なりたいものが

夜空の星ほど あったのに


キラキラ キラキラ
流れ星


大きくなった わたしには

ちっちゃな星が 残っただけで

つかめる星は もうないの


それでも ちっとも寂しくないのは

いま 手のなかで輝く星が

一番欲しくて しようがなかった


わたしの育てる夢だから