幸せの見つけかた

「おい!行くぞ!」



隣の社員にこずかれ、ハッと我に返る。




いつの間にか話し合いは強引に打ち切られ、我々は退室しようとしていた。



慌てて立ちあがり、一礼して皆の後に続く。









「ふー……」



タクシーに乗ると、上野さんが大きく息を吐き、目を閉じた。




「覚悟はしてたけど…やっぱりキツイな。それにしても…まいったな…。」




「あの…上野さん。職員の人のリストとか、ありますか?」



「あるよ。」



俺に資料を渡すと、また目を閉じてしまった。