「なぁ、いつ、どこで会えるんだよ?」



二宮を追いかけた。




「それは秘密です。」



「秘密って…。それに二宮は、もう来ないのか?」




「これまでのようには来られませんが、お呼びであれば、なるべく参りたいと思います。では、お婆さまへの報告もありますので。」



ペコリと頭を下げ、消えていった。







…ほんとに、会うんだろか。



ヤカンを見つめながら、ボンヤリ考える。



この一週間が全部夢ってことは……ないよな。