幸せの見つけかた

うつむいたまま、ジッとしている彼女を見た。




「香織さんも、俺の幸せを考えてくれたんでしょ? その気持ちは、すっごく嬉しい。 だけどさ…。」



そっと彼女の肩を抱き、引き寄せた。




「俺は、こうしてる時が、一番幸せなんだ。香織さんと、ずっと一緒にいたい。子供とか…歳の差とか… 関係ない。 二人でいられれば、それでいい。俺の願い、叶えてくれないかな?」




彼女の肩が、小さく震えてる。


顔を覗き込むと、瞳に涙が溢れて、今にもこぼれそうだった。





「香織さんの願いは、なに? あなたが幸せになるためだったら、俺、なんでもするよ? なんなら… 上野さん、連れ戻しに行くけど?」






「もう… バカ…」



笑うのと同時に、涙が頬をつたう。