幸せの見つけかた

「どうしてそんなに、怖いの?」





「…子どものころ、数メートル先に雷が落ちた事あって…。 未だに、ダメなの。」



「そうなんだ。」




「あっ… ごめん。 良平くん風邪ひいちゃうね。」



俺の腕からスルリと抜けて、奥の部屋からタオルを持ってきてくれた。




タオルを受け取ると同時に、ハデなクシャミをした。




「あー… 冷えちゃったかな。服乾かそうか。 何か着られるもの… あったかなぁ…」



「香織さんも着替えた方がいいよ。俺のせいで、濡れちゃったし。」



「あ… うん。」



照れくさそうに笑う顔も、可愛い。






それからバスローブを借りて、シャツを室内に干した。



そして、温かいコーヒーを入れてくれた。