幸せの見つけかた

「あっ、俺です! 良平です。」





「…良平…くん?」



「はい、大丈夫っすか? あの… 良かったら開けてもらえませんか?」



この弱々しい声… また怖がってるんだ。




その時カチリと音がして、ドアが開いた。




案の定、青ざめた顔の彼女がいた。






「…どうしたの? こんなに濡れて…」



「あ…ちょっと走っただけなんですけど。」




「タオル持ってくるから、入って。」



そう言われて玄関の中に入った時、また雷が鳴った。