幸せの見つけかた

けっきょく。




俺の方がドンドン気持ちが盛り上がって、彼女はそうでもなかったってこと?




こっちは、お見合い相手だって見せられて、何となく最初から意識してたし。




でも彼女には、普通の男にしか見えてなかったんだろうなぁ。






「里奈への返事、どうしたら良いと思う?」



そばで静かに座る、二宮を見た。




「それは、良平さまの気持ち次第です。」



「お見合い相手選ばずに、他の子と付き合ってもいいわけ?」




「…良平さまが本当に、あの若い女性が好きなら仕方ない。しかし、自分の心に嘘をついてはいけないと、お婆さまはおっしゃってますよ。」




「そう…。考えてみるよ。 悪かったな二宮、急に呼びだして。バアちゃんにも宜しく言っといて。」



「いえ、では。」



ニッコリ笑って帰っていった。