幸せの見つけかた

「やっぱ… ダメなのか…。」



一つ大きく息を吐き、ソファーに座った。





「知ってるんだろ? 今日のことも。」



頬杖をつきながら、二宮を見た。




「…そうですね。」




「彼女はさぁ… 俺のこと、なんとも思ってないのかなぁ…。」




「それは、何とも申せませんが…。」



珍しく、二宮が困った表情をしている。





「ただ、良平さまは、事前に香織さまの事を知ってらっしゃいます。しかし香織さまは、あの面接の日からがスタートなのです。」




「知ってる長さが、違うってこと?」



「それもありますが、気持ちの変化にも… 多少の時間は必要かと。」




禁止されてると言ってたけど、今日は自分の意見を言ってくる二宮。



そんなに俺、へこんでるように見えるのかな。