『女の子には優しくするんだよ。』 子どもの頃から、バアちゃんに言われてた言葉。 その教えを守り、ワンパクだった俺も、女の子には優しくしてきた。 …… なのになぁ……… 「朝から眠そうじゃん。」 エレベーターの前で大あくびしてるところを見られ、背中を叩かれた。 「あぁ……ウス。」 横でニンマリ顔をしてるのは、同僚であり、悪友でもある哲也。 「昨日彼女と一緒だったのか? うらやましいねー。」 「…別れた。」 「…へ?」