牧野君の言葉に、私はニコッと笑った。 奏汰君が行方不明になってから二週間 奏汰君が、もう一度私達の前に戻ってくる事はなかった。 そして同時に、学園長に刃向かった罪として 右京君が謹慎処分になった。 「…右京君のした事が、良かったのかは分からない。でも…。」 “E”の私達は、元凶が誰だか知っている “希望への道筋”の本当の意味も… 「でも、私達は間違ったんだよ。」