華の言葉を、祐介は遮った。 「今こうしてる間にも、多くの生徒が犠牲になってるんです。一刻一秒を争う時…立ち止まっている暇はありません。」 「祐介の言う通りです華さん。皆さんは、5つ目の記憶を見つけて下さい。」 華は言葉が詰まった。 二人の瞳には、揺るがない決意が秘められていた。 「皆、行くぞ。」 愁の声に、皆少しずつ背中を向けて走り出す。 けど華は動こうとしなかった。 「華…。」