柚璃と菜摘のお陰で漸く美優の手が離れる。 岬が狙われるような事する筈無い そんなの、嫌ってぐらい分かってるよ 「っ…!」渚は拳を握り締め、出口に向かう。 「渚さん、どこ行くんですか!」 止めに入った祐介の手を、渚は振り払った。 「決まってんだろ、外に帰るんだ。」 「今闇雲に動いたら生徒達に見つかるだけだ。」 愁の言葉に渚はダン、と壁を叩いた。 「じゃあこのまま黙ってろっていうのかよ!?妹が反学園勢力に捕まってるって知って…何もするなって?」