華はニコッと笑った。 信じろ 時には信じる事が必要なんだ 「海っ!」 柚璃の声が響いた瞬間、俺達は全員でバリアを張った。 同時に、バリアに掛かる衝撃。 「敵!?」 「どこだよ!?」 「…上!!」 葵の指示に美優と直が同時に技を放つ。 当たる瞬間、敵はギリギリ避けて 俺達と対峙した。 「危ねっ…あんな技放って、生徒だったらどうするつもりだったんだ?」