「ねぇ海。」 次のポイントに向かう途中、華は俺の裾を掴んだ。 「何だ華?」 「あの時、おばさんのお腹の中にいた子供って…海達かな?」 あっ… 瞬間頭に浮かんだ、親父達の喜んだ顔 「海と渚は、ちゃんと二人に祝福されて生まれてきたんだろうね。」 その言葉を聞けただけで それだけが、分かっただけで どれだけ幸せなのだろう? 「海!」