spiral"alive"Ⅱ


慌てた声と共に走って来たのは



海と渚の妹、岬だった。



「岬ちゃん、今日はおめでとう。」



「そんな走ってどうしたんだよ?」



ハァハァと岬は息を整えると、「大変なんです!」と声を上げた。



「う、うう海兄達の姿が見当たらないんです!!」



「「「は…?」」」



あまりの報告に皆は言葉を失う。



主役である海達の姿が無い…?



「トイレにでも行ってんじゃね?」



「直はほっといて…。美優や渚なら知ってんじゃねぇの?」



愁の言葉に岬は首を振る。



「それが、なぎ兄達も見当たらなくて…。控え室に、『式までには戻る』って置き手紙が…。」