四年後 「ついにこの日が来たんだな。」 着慣れないスーツを身に纏いながら、直は嬉しそうに言った。 「フフッ、直ってばまるで親みたい。」 「なっ、親って何だよ葵!」 ドレスに身を包み、一段と大人っぽくなった葵はまた笑う。 どうやら直のむきになる所は変わってないらしい 「オイ直落ち着けよ。」 「そうですよ。せっかく四年振りに会えたんですし。」 「それに、場所も場所ですよ。」