手紙をきつく握り締める。 「前に進もうとしても、絶対壁にぶち当たって進めない。何もかも犠牲にして…漸く一歩進めるんだ。 …俺達も、親父も。」 今でも脳裏に焼き付いている 必死に、母さんや俺達を護ろうとしてくれた 親父の姿 「…でも、辿り着いたじゃない。」 美優の声に俺は上を見上げた。 窓から、青空が見える。 「…ほんとに、終わったんだな。」 俺達は漸く ゴールに、辿り着いたんだーー