spiral"alive"Ⅱ













「渚?」



後ろから掛けられた声に、俺は振り返った。



「美優…。」



「こんな所で何して…ーーあっ。」



美優の視界に入ったらしい



俺の手の中にある…親父からの手紙




「“E”の部屋で何してるかと思ったら…それを読んでたの?」


「あぁ。」



俺はもう一度視線を手紙に移した。




『名前も知らない新しい命へ』




親父が俺達に残した…手紙




「…俺達は、無力だったんだ。」