「…。」
私は何も言葉が出なかった。
「あの日、右京さんが副学に捕まったのは俺のせいだ。
今でも忘れない、俺が見た最期の右京さんの顔は…無理矢理作った笑顔なんだよ。」
右京さんが連れていかれるあの時
陸斗さんを安心させる為に向けた偽の笑顔
その笑顔が、こんなにもstayさんを苦しめてる
「俺のせいで右京さんは死んだのに、俺だけが幸せになるのはおかしいと思った。
だから決めた…アイツを倒すまでは、幸せも、『佐藤陸斗』も要らない。
stayとして、影として生きていくってな。」
「stayさん…。」
凄い決意だと思った
到底、真似出来ない
「けどさ…今でも何か幸せなんだよな、俺。」

