俺は右手にある剣を握り直す。
黒い物体を抜けた先は、只白い空間
今、俺達の目の前に浮かんでいる人物こそ…
「…見つけたぜ。」
副学もコッチに視線を向ける。
さっきの少年の面影なんて全く無い
まるで何かのRPGに出てくるような鎧を装備した騎士
けど、人間とは思わせない恐竜のような尻尾
今の副学は…そんな姿だった。
「…やはり来たか。その無謀さは親譲りだな。」
副学は背中に背負っていた大剣を抜く。
瞬間発せられた殺気に、俺達も構え直した。
「…無謀なんかねぇよ。
お前を倒して、親父達が望んでた平和な学園に導いてみせる!!」

