言い争っている声は、瞬間的に消えて 皆の視線が私に集まる。 「悠太さんの作戦…やるしかないよ。」 「華…何言ってるのよ?」 美優が驚いたような目で私を見つめる。 「さっきの話聞いてたでしょ?この作戦にのったら…二人は無事に帰って来れないのよ!?」 「…分かってる。けど 二人は必ず帰って来る。」 皆は黙った。 私はポケットからアルモノを取り出す。 「約束したんだ…『ずっと一緒にいよう』って。あの日…あの海で。」