何も考えられなくなった。 聞き間違いだと、そう思いたかったのに… 『これは単なる相殺じゃない。外と内…両方から高度な能力をある一点に当てる事で異空間そのものを消滅させるんだ。 中にいる奴等は、異空間と共に存在の消滅…良くても狭間の世界に落とされる。』 「そんな…。」 柚璃は力が抜けたようにペタリと床に座り込んだ。 愁がそれを支える。 「け、けど…狭間の世界なら、志穂ちゃんの力で繋げるんじゃない? だって、“チーム”の時だって来ちゃんが私達を「それは無理です、華さん。」