瞬間、副学から発せられた光に 俺達は視界を遮った。 「!なっ!」 「何!?」 副学の奴…何を? 「いけない!彼の能力…“転移”が発動したわ!彼は異空間に逃げるつもりよ!」 藍沢学園長の言葉が耳に入る。 「このままじゃ駄目!異空間に行かれたら…追いかけられない!」 志穂の言葉が決定打 いつの間にか、俺の足は動いていた。 「「させるか!!」」