今のはさすがに効いた筈 そう思っていたのに… 「嘘だろ…?」 煙が明けた先に見えたのは 傷一つ無く椅子に腰かけた副学の姿。 「無駄だ。私の周りには強度の結界が張られている。 貴様等如きの能力値で破る事など不可能だ。」 「っ!」 クソ…面倒くせぇな ってーー 「は?」 一瞬目を疑ったけど、間違い無い 副学が…二人に別れてる。 「なっ!」 「どういう事…!?」