俺は何とか立ち上がって、もう一度走り出す。 俺は絶対信じない どうせ、只寝坊してるだけなんだろ? クラスの皆で、俺を騙して喜んでるんだろ? 自分にそう言い聞かせながら、俺は目的地に辿り着く。 目の前には、奏汰の部屋。 昔はよく、奏汰の部屋に泊まりに来てたな… …大丈夫 いつもみたいに、笑って迎えてくれる筈だ ドアノブをゆっくり回す。 何故か、鍵は開いていた。