俺達の視線は岬に注がれた。 岬が握り締めた手を開いた瞬間 手のひらにあった、黒い小石。 「!これ…。」 輝石? 「…前にね、反学園勢力の人も操られてたみたいだったのを元に戻したの。 賭けだったけど…成功して良かった。」 安心したような、そんな表情を浮かべる岬。 …前ってやつは、梅花が言ってた事か 今回の事で立証された 岬は、能力を盗む能力者ーー 「もしかして、お前最初からそれを狙って…?」 あれ、全部演技? 「…それは分からない。」