誰も言葉を発しなかった。 光が視界から消えた瞬間、見えた光景 それは、予想にしていないものだったから… 「…?」 俺の目はどうかしたのか? いや、この一瞬で何があったんだ? 岬の手は、俺に触れる事無く 操られてる祐介を、抱きしめていた。 …一体、どうなって…ーー!? 瞬間楽になる首。 絞められていた力が段々緩んだかと思ったら、今度はゆっくり下ろされた。 地に足が着いて影が消えたと同時に 力無く岬に倒れ込む祐介の姿が目に入った。 「!?祐介!」