spiral"alive"Ⅱ


それが決め手だった。



ゆっくり、岬は俺の元に向かって来る。




「っ…!」




来るな




来るな、岬!





叫びたいのに出ない声。




そんな俺の気持ちも知らず、岬は確実に向かって来る。




「「!?」」



瞬間、岬の足が止まった。




原因は、床に這いつくばりながら岬の足を握っている




血まみれの渚の姿。




「…止めろ、岬。」



「っ…なぎ兄!」